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こんにちは!

加藤です。

今日はFTMのトイレ問題を解消する心構えと立ちショングッズについて書こうと思います。

毎日数回のトイレタイムをストレスに感じている当事者は多いですよね。

僕も男子トイレを使うようになって、4〜5年経ちますが今でも若干ストレスです苦笑

治療段階によって問題となることが違うので、段階を分けて解消法を書いていきます。

① ホルモン治療開始前〜治療初期

この時期に問題になるのが、どちらのトイレに入るか?ですよね。

女子トイレなんか使いたくないけど、周囲への配慮が必要なので、
自分の外見に応じたチョイスをせざるを得ないです・・

僕は周囲の目が少なければ、ストレスを軽減できたので
なるべく空いている女子トイレに行くか空いている多目的トイレを使用するようにしていました。

多目的トイレは一番使いやすいですが、女子トイレがめちゃ混んでいて並んでいる状況で、多目的トイレに入るのもなかなか勇気が必要だったので、「空いている」が重要でした。

腹がいてーとかもう漏れそう!!って時は選んでられないですが、トイレに行って人がいないだけで、ラッキー♬な気分になるので、ゲームみたいな感覚で臨んでみたら楽になりました笑

② ホルモン治療中期以降

ホルモン療法により外見が変わってきて、周囲から男と認識されるようになってきたら
いよいよ、男子トイレデビューです。

最初は嬉しい反面ドキドキです^^;
女が入ってきたと思われませんように!!と祈るばかりでした。

大切なのは、堂々と普通に入ること!

僕の場合、めちゃくちゃ背が低いので、それだけで目立ちます。

だからよく見られることがありました。

まだ見た目も中途半端なので、ちょっと見られただけで縮こまってしまいそうでしたが
逆に女ですけど何か?的な気持ちが丁度よかったです。笑

ホルモン歴が長くなっていけば、外見の問題点は薄れていくので、移行期を乗り切れば大丈夫です!

毎日男子トイレに入り続けていれば、すぐ慣れるので気にせずに入りましょう笑

そして、人がいない時には立ち便器の使用感を確かめることも徐々にしておくと
立ちション補助グッズを使う時に慣れやすいです。

③ 立ちションへの道

始めのうちは、男子トイレに入ることで精一杯で立ちションに挑む余裕はなかったですが、
徐々に個室に入ることが問題となる時期がきます。

男子トイレの個室の数は少ないことが多く、待ち時間が異常に長いことがしばしばあります。
自分も大なら仕方ないですが、小なのに待たなければならないケースがほとんどなので、
イライラします。

オペをすれば立ちションもスムーズにできるようになりますが、オペを望まない人は
一生個室を利用するしかないですよね。

僕も尿道はいじってないので、今でも基本は個室です。

今まで数々の立ちション補助具を試したんですが、漏れてしまうことが多く半ば諦めています。
ただ、立ちション願望は消えないので、また練習を再開させています。

数々の立ちションヘルパーの中でダントツにリアルなのが、

コチラ
http://transthetics.com/product/real-ezp-stp/ →立ちションヘルパーオススメグッズ

アメリカのFTMが開発した商品です。

相性のよいパンツを見つけられれば、いい感じです!
ただ、サイズが多少でかいので、体格にも寄るかなと思います。

見た目ではなく仕様のし易さから言ったら、収納できるタイプのトランスポーターなどが良いと感じました。

人それぞれ相性があるので、色々試して立ちションをマスターすれば
トイレ問題は解消されます。

ま、立ちションをマスターしなくても、個室があれば問題なしです
究極言えば、全部のトイレがコンビ二みたいな作りになれば何にも悩むことはないんですけどね!

以上、トイレ問題乗り越える心構えと立ちション補助グッズについて書いてみました。