こんにちは、加藤です。
今回はゲイに関する3つの基礎知識をご紹介します。

ゲイとは??

元々は、「faggot:変態・オカマ」と罵られていました当事者が、自分たちを肯定的に表現するために

gay:陽気な、派手な」を使うようになったと言われています。

これが世界中に広まり、日本でもゲイと自称するようになりました。

「ホモ」や「オカマ」と呼ばれることが今でもありますが、侮辱的なニュアンスがあるので、

当事者以外は「ゲイ」と言うようにしてください。

オカマはオカマバーなどのビジネス上の呼び方とされており、仕事上オカマとしてる方もいらっしゃいます。

同性愛者という概念が生まれたのは近代になってからですが、

男性同士の恋愛の起源は、古代ギリシアやローマにまで遡ります。

日本では平安貴族や戦国武将の間でもごく当たり前のことであり、一種の社会制度でもありました。

LGBTの中では最も文化的な歴史も長く、今のレインボーパレードの起源となった出来事もゲイの力によるものです。

ゲイの見た目のタイプ

TVの影響から「オネエ」と呼ばれる女性的なゲイのイメージが強いですが、

実際はほとんどが見た目も中身も男性です。

ですから、普段生活していれば外見からは判断できない方がほとんどです。

もちろん、物腰がやわらかかったり、女性的な面を持ち合わせている方もいますが

心の性は「男性」なので、女性になりたい訳ではありません。

見た目のタイプとしては、

ガチムチ・ガチポチャ・ガッチビ・スジ筋・ガッチリ筋肉質など筋肉のつき方に関するタイプ分けが多いです。

一番人気はガッチリ筋肉質で、痩せていてヒョロッとしている男性は一番不人気らしいです。

まぁ、これも男性が恋愛対象ですから、より男性的な特徴を持つ方がモテるのは納得ですね!

有名人だと、芸人のケンコバさん・柔道の井上康生さんなど「短髪・ヒゲ・ガッチリ」要素がポイント高いみたいです。

ゲイカルチャー

欧米のゲイによってドラァグクイーンやゲイディスコなど独自のカルチャーが作られてきました。

その流れは日本にも広がり、1960年代から「新宿二丁目」にゲイバーが増えていき、今では「ゲイタウン」となっていて

ゲイの意味にふさわしく、陽気で派手な雰囲気となっています。

オネエ言葉もゲイ文化の一種でゲイバーに行くとオネエ言葉でズバッと助言をいただけたりするw

その後もディスコブームを受け「ゲイナイト」文化が生まれ、ドラァグクイーンやゴーゴーバーが誕生しました。

他のセクシュアリティにはない独自の文化が発展しているのが多くな特徴です。

まとめ

今回はLGBTの「G:ゲイ」についての3つの基本をご紹介しました。

ゲイを公言する有名人も多く、ゲイであることに誇りをもっている方が多い印象です。

こちらの当事者インタビューでも、「ゲイは生まれ変わってもゲイになりたいと思っている人が多い」との話しがあるように
他のセクシュアリティにはない背景があります。
もし良ければ、当事者のリアルな話しも読んでみてください。

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